私自身のことについて

私は幼少期から絵を描くことが好きで、多くの色を捉える特性を活かした映像制作を得意としています。
一方で自閉スペクトラム症 (ASD) の特性があり、昔から多くの人になじむことが難しく心を閉ざしてしまう一面がありました。
そんな私にクリエイターとしての大きな可能性を与えてくれたのがNotchでした。複雑なプログラミングを組む必要がなく、直感的にノードを繋ぐだけで圧倒的な絵作りができる仕組みは、私にとって非常に画期的な体験でした。Notchを通して表現の楽しさを知り、以前行っていたPatreonでのチュートリアル掲載などを通して、国内外の多くの方に自身の活動を知っていただくきっかけにもなりました。


病状と手術について

昨年の11月頃から首に強い痛みを覚えるようになり、今年1月に入ると左腕から指先にかけて電流が走り熱湯を注がれたような激しい痛みと、感覚がなくなるほどの強い麻痺に見舞われました。
病院で検査を受けた結果、病名は「頚髄症」でした。骨棘化した靭帯と変形した骨に圧迫され、脊髄が潰されてしまっている状態でした。そのため大学病院にて喉元を約8cm切開し、4種類の手術(骨移植術・脊椎固定術・椎弓切除術・椎弓形成術:C5-C7)を同時に行う手術を受けました。
手術は無事に成功し、現在は退院してリハビリを重ねております。首に入れた金属が完全に骨と癒合するまでにはまだ時間がかかりますが、すでに創作活動を再開できるところまで順調に回復しております。


仕事上のトラブルと対応について

こうした体調悪化と並行して、これまでの仕事における深刻なトラブルとその対応が重なっておりました。ここ4年間、多くのプロジェクトに携わり納品を完遂してきたにもかかわらず、その報酬の多くを回収できていない状況が続いております。
こうした実態に気づいたのは、一昨年の11月に開催された「Notch Training Tokyo」でした。正規の契約形態やライセンス管理、適正な報酬水準を知ったことで、大規模な未払い報酬が存在するだけでなく、納品した制作物が無断で改変・アップロードされ、許可なくイベント等で上映されたり他案件へ流用されたりしている深刻な著作権侵害が判明いたしました。
正当な権利を守り、健全に活動を続けていくため、弁護士と連携して証拠資料の準備や書面確認などの対応を一つひとつ進めております。現在はリハビリを最優先としながら、クリエイターとしての本格的な復帰に向けて準備を進めている段階です。


今後の活動に向けて

今回の件に伴いこれまでの取引関係をすべて清算したため、手元の案件は一度ゼロになりました。しかしこれは、過去の環境をリセットし、クリエイターとしてクリーンな再スタートを切る機会だと捉えています。
現在は体調を整えながら個人の制作を再開し、Notch 2.0の勉強と探求を重ねて技術をアップデートさせています。
Notchのクリエイターとして、いつか皆様とクリエイティブな現場でご一緒できるよう、これからも制作と挑戦を続けてまいります。
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